今回は「lsphpをソースからコンパイル」です。
litespeedのwebコントロールパネルではなくsshを使用します。
目次
phpのダウンロード
から新しいphpを探してください。
2022/9/2のphpの最新バージョンはphp8.1.10なのでそれをダウンロードします。
wget https://www.php.net/distributions/php-8.1.10.tar.gz
tar xvzf php-8.1.10.tar.gz
rm -f php-8.1.10.tar.gz
cd php-8.1.10
これでインストールの準備が完了しました。
インストール設定
./buildconf
./configure '-prefix=/usr/local/lsws/lsphp8.1.10' '--with-mysqli' '--with-zlib' '--enable-gd' '--enable-gd-jis-conv' '--enable-shmop' '--enable-sockets' '--enable-sysvsem' '--enable-sysvshm' '--enable-mbstring' '--with-iconv' '--with-pdo-mysql' '--enable-ftp' '--with-curl' '--enable-soap' '--enable-xml' '--with-openssl' '--enable-bcmath' '--enable-exif' '--with-jpeg' '--with-freetype' '--with-gettext' '--with-bz2' '--enable-litespeed' '--enable-opcache' '--with-zip' '--with-xpm' '--with-ldap' '--enable-intl'
コンパイルします。
make testはしてもしなくてもいいです。
make
make test
make install
make testで
PASSとSKIPとERRORがでますがPASSとSKIPはスルーでいいですがERROR(FAIL)はスルーはしないほうがいいと思います。(自分はスルーしてるけど)
php.iniの作成
php.iniは作成されないので自分で作成します。
cd /usr/local/lsws/lsphp8.1.10
vim lib/php.ini
#php.iniに書き込むコード↓
mysqli.default_socket="/var/lib/mysql/mysql.sock"
expose_php = Off
post_max_size = 120M
upload_max_filesize = 120M
date.timezone = "Asia/Tokyo"
mbstring.language = Japanese
default_chaset = "UTF-8"
display_errors = Off
と書き込んでください。
litespeedの設定
litespeedのサーバー設定から外部アプリからCommandを変更してください。
lsphpをインストールしたphpバージョンに合わしてlitespeedを再起動したら反映されていると思います。
phpの確認(phpファイルを使用します)
vim php.php
<?php
phpinfo()
?>
と書き込みphp.phpにアクセスを行うとphp情報がでてきます。
実行するのがめんどいから自動でやってくれ!
まぁ実行するにはめんどいのでほぼ自動実行スクリプトを作成しました。
実行には自己責任でお願いします。一般的なコマンドのみしか使っていないので多分大丈夫だとは思いますが何かあっても知らん
現在はalma osのみ対応しています。(多分、rhel系のos全般使えるとは思いますが実行したことがないんで知らん)
wget https://ichiru-game.com/download/alma/lsphp-install.sh
sh lsphp-install.sh
で実行されます。
ImageMagickもインストールされます。
嫌なら最後の[#オプション]の下のコマンドをすべて無効化してください。
無効化のやり方
例えば
make
を無効化するなら
#make
に変更します。
#が無効化します。
まぁこのスクリプトはエラーが起きると思います。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
コメントを残す